【第12弾】本日開幕!劇場でお待ちしております。
『ミュージカル「忍たま乱太郎」第12弾 ~まさかの共闘!?大作戦!!~』がついに本日10月9日(土)、東京ドームシティ・シアターGロッソで幕を開けました!
初日公演を目前に控えた劇場では公開リハーサルが行われ、取材会には原作の尼子騒兵衛先生、脚本・作詞・演出を担当した竹本敏彰氏、六年生キャストが登壇。それぞれに作品にかける思いを語りました。
立花仙蔵 役 湯本健一
明日から初日を迎えて東京公演が24日まであります。この全公演とにかく無事に終えて大阪に繋げられればと思います。今回からの新たな仲間が加わり、また第10弾でバイバイしてしまったキャストも戻ってきて嬉しいです。台本を読んだときにはバーっと読めて、アクティブなショータイムを見ているような作品だと思いました。楽しみに観に来てください。僕は第10弾から出させてもらっていますが、武器の焙烙火矢(ほうろくひや)を今まで爆発させたことがなかったのです。今回やっと爆発させられるし、そして愛しの後輩が作ってくれた爆弾を投げることが出来るのでそこは要チェックお願いします。
ともかく、まずは東京公演を一生懸命やっていきます、宜しくお願いします。
潮江文次郎 役 渡辺和貴
ずっとそうなんですけど六年生が仲良すぎて、スタッフさんがうるさくて見にくるんですよ。(今回から参加の坂垣さんは)前からいるような感じで、楽屋でも普通にうるさくて(笑) 皆がずっと時間を共有しているような感覚だし、怜次が入ってきてくれて嬉しいなという想いが強いです。今作はどのキャラもバランスがいいし、忍たまを好きな方、知識のない方でも楽しんでもらえると思います。(文次郎は)ドクタケ忍者隊との共有がなかなかできない熱血で、ある意味真面目で馬鹿正直でトラブるんですが、どのシーンでもとにかく走っているので、歴代で一番汗をかいてやろうと思っています。本当にカンパニー全員で千穐楽を迎えられるよう頑張っていきたいと思います。ぜひ劇場に足を運んでください。
中在家長次 役 新井雄也
いよいよ第12弾開幕ということで、たくさんのお客様にご来場いただけたら嬉しいなと思いながら日々頑張っております。(個人的に)見て欲しいシーンは、長次がきり丸とお芝居をするシーンがあり、きり丸の後姿を見守っているところと、そして第10弾から持っている縄鏢(じょうひょう)で、やっと「敵」と戦えるんです。これまで味方にしか刃を向けたことなかったので……(笑)。
本作は忍術学園とドクタケ忍者隊とが共闘するところや、土井先生の過去、そして六年い組の格闘もあり、盛りだくさんな作品になっていると思います。長次も今回は敵と刃を向けて戦うのでお楽しみに!
七松小平太 役 坂垣怜次
明日、初日を迎えますが、僕たちが全力で楽しめばお客さんにも楽しさが伝わると思うので、1公演1公演大切に熱量をもって頑張りたいと思います。
今回、忍ミュ初参加ということで嬉しいのはもちろんですが、最初は本当に不安とプレッシャーが強かったです。稽古初日などはガチガチでしたが、忍ミュは”家族”のような温かい現場で、六年生をはじめとして、皆さんがとても優しく、気にかけてくれました。その雰囲気のおかげで、自分も心が開けて、打ち解けられています。心が開け過ぎて、ちょっとうるさくなってしまっていますが(笑)
僕は、走り回っていることが多いので、セリフが少なくてもわちゃわちゃっとして、頑張っているのでぜひ注目ほしいです。
このようなご時世ですが、僕たちは精一杯やるのみです。観に来てくださる方、応援してくださるみなさまに楽しんでもらえるように頑張りますので、劇場でお待ちしております。
食満留三郎 役 鈴木祐大
第11弾では、(コロナの影響で)悔しい思いをすることが多かったのですが、今回の第12弾では、全員そろって初日を迎えられそうで嬉しいです。最後までみんなで走り抜けたいと思います。
見どころとしては、今回はみんなが得意な武器で乱戦、立ち回りをしている中での留三郎をぜひ見ていただきたいです。
普段、まったくミュージカルや舞台を見られていない方でも、プロジェクションマッピングなどを多用しているので、エンターテインメントというものを感じられると思います。初めて観に来ていただいた方でも、ミュージカルも原作も両方好きになってもらえるような作品になっているのでぜひ、劇場でご覧いただけたらと思います。
善法寺伊作 役 反橋宗一郎
僕は第7弾から第12弾まで伊作を演じていて、忍ミュの歴史の半分に出演することができています。それだけに責任を持って頑張りたいですし、なんといっても今回の第12弾はめちゃくちゃ自信を持ってお届けできる作品になっていると思うので、いよいよお客さんの前でできるのが楽しみです。
また、第12弾から新しく参加した(坂垣)怜次がカンパニーに馴染みすぎて、はじめて明日忍ミュの本番を迎えるというのがわけわからないです(笑) また、今回僕としては念願の伊作メインの歌があります。演出の竹本さんから、伊作はもっとも忍術学園とドクタケを取り持つ役だと言われまして、その中立の立場であるところから生まれた歌になっているので、ぜひ注目してほしいです。原作ファンの方が観てドキっとするシーンや、忍ミュを見続けてくれたお客さんがゾクッというシーンもあり、とても楽しめる作品になっています。本当に自信がある作品に仕上がっているので、劇場に足を運んでくれたら幸いです。
脚本・作詞・演出 竹本敏彰
まだ手直しするところはたくさんあるのですが、無事に良い形で今回のゲネプロを終えられて一安心しております。
今まで忍術学園とドクタケが戦ってきた歴史はありますが、そんな両者が手を結んだら面白いんじゃない?というところから始まりました。企画の最初に尼子先生と相談させていただくのですが、先生はだいたいアイデアだけ出すんです。「運動会やったら面白いんじゃない?」とか、「ドクタケと仲良くなったら面白いんじゃない?あとは書いてちょうだい」と(笑)。今までは敵だったものが、今回は味方になるというところを面白く書かないといけない、というのがプレッシャーで、どう戦うのか、本当にお互い仲良くなれるのかをずっと考えていました。明日から本番が始まり、東京公演は24日まで数多くの公演がありますので、最後まで皆でけががないよう頑張っていきたいなと思います。
原作 尼子騒兵衛
私は忍者ショーが大好きなので、「忍たま」がミュージカルになると初めて聞いた時は、「いいじゃん!」と大賛成だったんです。最初の頃は、今と違ってとてもシンプルな舞台セットだったのですが、初演を観た時は、「神様仏様、本当に私が書いたものが、この舞台になったんですか?」と感動しました。
今作は原作の裏設定に関わる話なので、脚本の竹本先生とたくさん話し合いまして、古くからの原作ファンも、ミュージカル「忍たま乱太郎」のファンも納得してもらえる話になりました。演出の竹本先生は、ご自分でどんどんレベルを上げていかれて、挙句の果てに自分で自分の首を絞めることが多いのですが(笑)、今回、緩急、裏表のバランスが非常にいい舞台になったなと思います。
ゲネプロを観劇させていただいたのですが、六年生がかっこいいです。皆さんの後ろ姿、背中ってこんなにかっこいいんだなと。今は連載は終わりましたが、キャストの皆さんが原作のキャラクターを生きた人間として血を通わせてくれるので、忍ミュに原作のキャラクターが引っ張られると言うか、忍ミュキャストさんの個性がキャラクターに肉付けをしてくれることもたくさんありました。それぞれのキャラクターが「生きている」と感じられるくらいに皆さんが演じてくださっていて、今回もすごく良かったです。
皆様のご来場を、キャスト・スタッフ一同心よりお待ちしております。
チケット情報ほか詳細は公演概要よりご確認ください。
なお、ご来場前に当サイト内「NOTICE」を必ずご一読いただきますよう、お願い申し上げます。